日本とは異なる中国と中国株の成長

日本の経済発展が1964年の東京オリンピックと70年の大阪万博を機に高度成長期を迎えたことで、北京オリンピックと上海万博をひかえた中国が当時の日本とよく比較されます。

ただ日本とは異なる点があることを忘れてはいけません。

共産主義国家である
総人口があまりに違う
時代(世界の状況)が違う

などが大きく異なる点です。

例えば、中国人は共産主義国家ということで、政府によく従うため、高速道路などの用地買収時にもめることはほとんどなく、猛スピードで整備されていきます。

また、中国の一般家庭においては、固定電話よりケータイが爆発的に普及しています。(3億台突破) 中国株の視点から考えてもこうした相違点が反映されることは間違いありません。

高速道路において日本では、道路建設関連や橋梁関連銘柄が上昇しましたが、中国では高速道路株が上げています。

また、土地が中国国家の所有であることから、不動産会社よりも鉄鋼やガラス、セメントなど建設建材メーカー関連銘柄が注目されます。

中国の成長株には日本人の常識とは異なる点があることをよく見極める必要があるようですね。

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